いこ☆る「夏の講座」のお知らせ

   軍拡路線が進む今、教育や教科書はどうなっているの?
     ~平和、ジェンダー、女性の労働~

    講師:相可文代(おおかふみよ)さん

私たちは、どこの国でもすべての人が平和で安心して暮らせるよう、そして次世代にもその思いが引き継がれるよう願っています。
しかし、ロシアやイスラエルの軍事侵攻を誰も止めることができず、新しい世界大戦の危惧が広がっています。日本政府は、武器輸出禁止の原則を崩し、米国との軍事一体化を一層強化しています。
今、軍拡路線を進めるこの国の次世代への教育はどうなっているのでしょうか。今年は、来年度からの4年間、中学校で使われる教科書が決められるという重要な年です。教科書には、平和、ジェンダー、女性の労働について、どのように書かれているのでしょうか。
中学校で社会科教師をされ、現在、教育・教科書問題に発言・行動をされている講師からお話をお聴きします。一緒に考えて、運動につなげましょう。
多数のみなさまのご参加を、お待ちしています。

 ☆ご参加お申し込みを締め切りました

 

【7.25女性の権利デー2024シンポジウム】のお知らせ

【下記のシンポジウム・アクションが予定されています。皆様と情報を共有します】

◆7.25女性の権利デー2024シンポジウム◆ 
「女性差別撤廃条約で働き方を変える!」
日時:7月25日(木)18:30~20:30
場所:文京シビックセンター (オンライン同時開催)
    コメンテーター 浅倉むつ子さん(早稲田大学名誉教授)
    AGCグリーンテック裁判など原告の報告もあります

☆参加お申し込みの締切は7月22日です。
こちらからお申し込みください(申込みフォームが開きます)

◆OPCEDAWアクション大阪としての取り組みは、下記のとおりです。
ぜひご一緒にアピールしましょう。

7月25日(木)16:00~17:00 京橋駅(JR、京阪)にてスタンディング
   その後、 18:30~   ドーンセンターにてシンポジウムを見る会
                   (東京開催のシンポをみんなで視聴)

スタンディングのみでも、シンポを見る会のみでも、自由に参加歓迎です。
スタンディングには、パネル持参歓迎、こちらでも用意します。
アピールも自由に。
【詳細は添付のチラシをご参照ください】

国際女性年大阪連絡会議 平和集会のおしらせ

「戦雲(いくさふむ) 要塞化する沖縄」
 ~おばあたちから紡ぐ弥勒世(みるくゆ)!~

”弥勒世”とは沖縄の言葉で「平和な世界!}
太平洋戦争で悲惨な戦場となった沖縄の島々に、今再び自衛隊のミサイルが次々と運び込まれています。
「私たちの島はまた戦争に使われるのか!?」必死に抵抗する島の人々の声を追い、沖縄をテーマにした5作目の渾身のドキュメンタリー映画を製作した三上監督に、その思いを語っていただきます。
絶対に先生への道を歩ませないことをともに確認しましょう。

『ぷらっとシネマ』映画タイトル

 機関誌「いこ☆る」に連載を続けていただきました萩原弘子さんの映画評『ぷらっとシネマ』は、著者の都合により70号で終了いたしました。1頁の限られたスペースに萩原さんの深い思索と確かな思想が盛り込まれ、毎回、とても豊かで贅沢なよみものを読ませていただきました。萩原さんには、心より感謝を申し上げます。
 大阪公立大学リポジトリに全号が掲載されています。閲覧は、https://x.gd/MnPOX(または下の掲載のQRコード)から。広く多くの方に共有されることを願っています。

機関誌号数とタイトル
Vol.70 「多文化主義の夢」と評する的外れ『パリ20区、僕たちのクラス』(L・カンテ監督)
Vol.69 奴隷制から「産獄複合体」へ?!『13th―憲法修正第13条』(A・デュヴァネイ監督)
Vol.68 彼女は言わなかった―沈黙を強いる法理とは?『She Said―その名を暴け』(M・シュラーダー監督)
Vol.67 その後の50年間の真実は?『三島由紀夫vs東大全共闘~50年目の真実』(豊島圭介監督)
Vol.66 ディストピアでの、かすかな希望?『PLAN75』 (早川千絵監督)
Vol.65 わが愛する者を獰猛な犬から救いたまえ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(J ・カンピオン監督)
Vol.64 写真が聖画化される時代、されない時代『MINAMATA』(A・レヴィタス監督)
Vol.63 絶望のヘッドバンギング『ミス・マルクス』(S・ニッキャレッリ監督)
Vol.62 半世紀前の闘争と現在の危機『戦車闘争』(辻󠄀豊史監督)
Vol.61 劇場で見た駄作ドキュメンタリーだが……『Netflix世界征服の野望』(S・コーセン監督)
Vol.60 神のおかげで?『グレース・オブ・ゴッド―告発の時』 (F・オゾン監督)
Vol.59 佳作だがモヤモヤするのは?『黒い司法-0%からの奇跡』 (D・クレットン監督)
Vol.58 溢れる映像美、という問題?『第三夫人と髪飾り』 (A・メイフェア監督)
Vol.57 残酷な実話、残酷なスリル『ブラック・クランズマン』 (S・リー監督)
Vol.56 現実と寓意のあいだをゆく怪作『瞳は静かに』 (D・ブスタマンテ監督)
Vol.55 トランプを生んだアメリカの闇『華氏119』 (M・ムーア監督)
Vol.54 アーティスト2人旅、最高だぜ!『顔たち、ところどころ』 (A・ヴァルダ、JR監督)
Vol.53 内戦のはざまで少女は踊る『花咲くころ』 (N・エクフティミシュヴィリ、S・グロス監督)
Vol.52 マイノリティの夢は国家の夢?『ドリーム』 (T・メルフィ監督)
Vol.51 テーマは戦争の悲劇か?『夜明けの祈り』 (A・フォンテーヌ監督)
Vol.50 粉ミルク問題は隠された真実か『汚れたミルク』(D・タノビッチ監督)
Vol.4 9内戦の怖さと平和への希求『イノセント・ボイス 12歳の戦場』(L・マンドキ監督)
Vol.48 映画による復讐という物語は『イングロリアス・バスターズ』(Q・タランティーノ監督)
Vol.47 詩情あふれる革命と連帯の記憶『怒りのキューバ』(M・カラトゾフ監督)
Vol.46 逃避行の果ては『独裁者と小さな孫』(M・マフマルバフ監督)
Vol.45 危機に際して「地の塩」でありたい『セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター』(W・ヴェンダース、G・サルガド監督)
Vol.44 腹立たしい沈黙の意味は?『グッド・ライ いちばん優しい嘘』(P・ファラルドー監督)
Vol.43 ポーランド現代史を生きた少数者の歌『パプーシャの黒い瞳』(K・クラウゼ、J・コス・クラウゼ監督)
Vol.42 日本社会に突き刺さる言葉『孤独なツバメたち デカセギの子どもに生まれて』(津村公博、中村真夕監督)
Vol.41 「発見」された女性写真家の謎『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』(J・マルーフ監督)
Vol.40 夜は明けたか?『それでも夜は明ける』(S・マックィーン監督)
Vol.39 映画製作についての省察『ザ・ウォーター・ウォー』(I・ボジャイン監督)
Vol.38 アーレントの沈黙、曖昧、矛盾は?『ハンナ・アーレント』(M・V・トロッタ監督)
Vol.37 新しい苦しみ、新しい世界『2番目の妻』(U・ダー監督)
Vol.36 巨悪に迫らないもどかしさ『オレンジと太陽』(J・ローチ監督)
Vol.35 ハリウッドの歴史をふりかえってしまう『ジャンゴ 繋がれざる者』(Q・タランティーノ監督)
Vol.34 レバノン 予想外の希望の系譜『灼熱の魂』(D・ヴィルヌーブ監督)
Vol.33 戦争映画の意味を考えたいけれど『ジョニー・マッド・ドッグ』(J=S・ソヴェール監督)
Vol.32 暴力の記憶とジャガイモの象徴世界『悲しみのミルク』(C・リョサ監督)
Vol.31 横領された物語『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(T・テイラー監督)
Vol.30 頭は揺さぶっても『マンダレイ』(L・フォン・トリアー監督)
Vol.29 発言する女、泣く男『別離 ナーデルとスィミーン』(A・ファルハディ監督)
Vol.28 ウィルバーフォースよりも…『アメイジング・グレイス』(M・アプテッド監督)
Vol.27 30数年前の記憶『マチュカ:僕らと革命』(A・ウッド監督)
Vol.26 この国の男と女の関係は『母をたずねて1800マイル』(M・シャレフ監督)
Vol.25 家族の一員、のようなもの『メイド』(S・シルヴァ監督)
Vol.24 技術的稚拙と新しい危機 『プレシャス』(L・ダニエルズ監督)
Vol.23 不幸ではあっても地獄ではない『アフリカン・ソルジャー : 少女兵士の戦場』(L・ファロルニ監督)
Vol.22 こんな世界を渡すのか『それでも生きる子供たちへ』(M・シャレフ ほか監督)
Vol.21 移民の恐怖とギャングの悲しみ『シン・ノンブレ』(C・フクナガ監督)
Vol.20 一種のヴェトナム戦争映画『グラン・トリノ』(C・イーストウッド監督)
Vol.19 帰郷しなかった者たちと歌う『ユッスー・ンドゥール 魂の帰郷』(P・Y・ボルジョー監督)
Vol.18 デジタル世界と化したアフガニスタン『君のためなら千回でも』(マーク・フォースター監督)
Vol.17 よその女の交情を見たいという欲望『中国の植物学者の娘たち』(ダイ・シージエ監督)
Vol.16 永田洋子をどう描いているか『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(若松孝二監督)
Vol.15 閉じた情緒のなかの「日本の母」『母(かあ)べえ』(山田洋次監督)
Vol.14 語るサバイバー、語らないサバイバー『フリーダム・ライターズ』(R・ラグラヴェネース監督)
Vol.13 たちが繋がることへの恐怖『あるスキャンダルの覚え書き』(リチャード・エア監督)
Vol.12 黒人ユダヤ人のイスラエル「帰還」『約束の旅路』(ラデュ・ミヘイレアニュ監督)
Vol.11 内戦を「部族抗争」と見る視線『ルワンダの涙』(マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督)
Vol.10 哀しくも醜い女性の欲望『南へ (Vers le Sud)』(ロラン・カンテ監督)
Vol.9 南アフリカのいまを伝える『ツォツィ』(ガヴィン・フッド監督)
Vol.8 問題は支配者の病気なのか『ザ・コーポレーション』(M・アクバー、J・アボット監督)
Vol.7 戦争直後のヒロヒトを描く『太陽』(A・ソクーロフ監督)
Vol.6 ヴェラは「悔い改める」か『ヴェラ・ドレイク』
Vol.5 アフリカの村の輝きと、憂鬱な確信『ムーラーデ』
Vol.4 龍が語る中国現代史『失われた龍の系譜』
Vol.3 晴れない霧 ドキュメンタリー映画『フォッグ・オブ・ウォー』
Vol.2 実は甘くないアメリカ深南部の愛『チョコレート』(2002年)

働く女性の情報誌いこ☆る Vol.71(2024年6月号)

■ いこ☆る 第21回総会報告
■ 総会記念講演 「移民女性の暮らしと労働の今 ~日本社会が問われること~」
 講師 田中雅子さん(上智大学教員、社会福祉士)
■ ちょっとひと息
 「湖北の春」
■ 2024国際女性年大阪連絡会 50周年記念集会報告
■ こんな本読んだよ
 「非常民の民族文化」
■ 詠って作ろう-37 ちよみ流クッキング
■ いこ☆る流労働相談
■ いこ☆る案内板

いこ☆る第21回総会・記念講演のお知らせ

日時  :2024年3月30日(土)
総会  :14:00~14:20
記念講演:14:30~16:00

(総会・記念講演ともに、どなたでもご参加いただけます)

参加方法:①ドーンセンター・セミナー室2で視聴・参加(開場13:30 定員30名・先着順)
     ②Zoomでのオンライン参加
参加費 :①②どちらも会員は無料、一般は500円 事前申込をお願いします。

テーマ:移民女性の暮らしと労働の今~日本社会が問われること~
講師 :田中雅子さん(オンライン記念講演)

ぜひご参加ください。

国際女性年大阪連絡会50周年記念集会のお知らせ

日 時:2024年3月9日(土) 13:30~16:30(12:45~受付)
場 所:ドーンセンター 1F パフォーマンススペース
参加費:1000円(1部、2部共通)


第1部:記念講演
   「助けて」と言える社会へー性暴力と男女不平等社会
    講師:大沢真知子さん
第2部:ミニライブ DAN

大阪市北区天神橋2 5 3 第5 新興ビル202
I女性会議大阪気付
電話・FAX:06-6352-3704
メール:i-osaka@happy.interq.or.jp
 

働く女性の情報誌いこ☆る Vol.70(2024年2月号)

■ いこ☆る 冬の講座
「拡大する「新しい働き方」の危険性 ~隙間バイトで失うもの~」
講師 大橋さゆりさん(弁護士)

■ 「琉球弧の軍事基地化」NO! 沖縄を再び戦場にさせない

■ ぷらっとシネマ 萩原弘子さん
「多文化主義の夢」と評する的外れ 『パリ20区、僕たちのクラス』

■ 大阪労働者弁護団講座報告 「高齢者雇用の法的問題」

■ わたしの仕事
「コンビニ弁当の製造工場で働く」

■ ちょっとひと息
「武力より平和力」

■ やかびのひとりごと⑪ 屋嘉比ふみ子さん
旅日記「3.11伝承ロード」で想う

■ こんな本読んだ?
『声をあげて』

■ 空町 猫待ち 日が暮れて⑳
「猫カフェただいま絶不調」

■ 詠って作ろう-36 ちよみ流クッキング

■ いこ☆る流労働相談

■ いこ☆る案内板

ジェンダー平等実現のための連続学習会「映画とトーク」のお知らせ

映画『ここから ~「関西生コン事件」と私たち』上映 & トーク 松尾聖子さん(関生支部組合員)と屋嘉比ふみ子さん(いこ☆る運営委員)

日時 1月28日(日)14時
会場 すてっぷホール(阪急豊中駅すぐ、エトレ豊中5階)
参加費 1200円(映画のパンフ付) 
主催 男女共同参画社会をつくる豊中連絡会 〔TEL 080(1429)2797〕

映画「ここから」は、シングルマザーが生活保護から抜け出そうと大型運転免許を取って生コンクリートを運ぶミキサー車のドライバーになり、初めは非正規雇用でしたが、労働組合に入って仲間たちと一緒に闘って正規雇用になり、その後も、さまざまな困難が立ち塞がっても組合の仲間たちとともに闘い、働き続けているというドキュメンタリー映画です。

上映後は、困難をどう乗り越え、壁を壊してきたか、映画に出演している松尾聖子さんと、同一価値労働同一賃金を求めて京ガス男女賃金差別裁判を闘い勝利した屋嘉比ふみ子さんからお話を聴きます。

ぜひご参加ください。
(お問い合わせは主催の「男女共同参画を作る豊中連絡会」までお願いします)

いこ☆る 冬の講座のお知らせ

働く女性の人権センターいこ☆る 2023年冬の講座をお知らせします。

日 時 :2023年12月10日(日) 14:00~16:00
参加方法:①「ドーンセンター・セミナー室2」で参加(定員30名、開場13:30)
     ②Zoomでオンライン参加
参加費 :①②どちらも、会員500円/一般800円
事前申込:①②どちらも事前にお申し込みください。

拡大する「新しい働き方」の危険性
 ~スキマバイトで失うもの~

講師:大橋さゆりさん

 物価上昇に賃金が追いつかない、人手不足…。そんな状況が続く中、副業・兼業を求める人が増
え、政府や財界主導で「新しい働き方」が喧伝されています。
 その危険性については、すでに2020 年12 月、大橋さゆり弁護士にご講演をいただいています
が、その後も「隙間時間でのアルバイトのマッチング」と称して、スマホを使って、履歴書も面接
も要らない日払いの仕事を紹介するアプリが増えています。これは、少しでも多く働きたい人に
とっても、繁忙期だけ人手がほしい使用者側にとっても、一見魅力ある、有益な方法に見えます。
今や、世代を超えて広がっているスマホアプリでのマッチング雇用。これは、どのような危険性
を持っているのか、また、政府・財界が推進している意図は一体何なのか。再度、大橋さゆり弁護
士からお話をお聴きします。
 ぜひ、ご参加ください。一緒に考えましょう。